「動画編集のたびに読み込みが遅い…」
「データが重すぎて、PCの容量がパンパン…」
そんな悩みを一発で解決してくれるのが、高性能な外付けSSD・HDDです。
この記事では、動画クリエイターにとって本当に使えるストレージを、
速度・信頼性・価格のバランスをもとに厳選して紹介します。
1. 編集作業に外付けストレージが必要な理由
動画編集では、特に以下の場面でストレージ性能が重要です。
- 素材の読み込みが遅いと作業効率が落ちる
- 書き出し時にエラーや時間がかかる原因になる
- 内蔵ストレージの寿命を縮めるリスクを減らせる
- バックアップとしても安心の環境を構築できる
とくに4K動画や長尺編集を行うなら、**「外部ストレージは必須」**といっても過言ではありません。
2. SSDとHDDの違いと使い分け方
項目 | SSD | HDD |
---|---|---|
読み書き速度 | 非常に速い(500〜2000MB/s) | 比較的遅い(100〜200MB/s) |
価格(1TB) | 高め(1万円〜) | 安め(5,000円〜) |
耐久性 | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
おすすめ用途 | 編集作業用/作業中ファイルの置き場所 | バックアップ保存/アーカイブ用 |
結論:
SSDは作業用・HDDは保存用として使い分けるのがベストです。
3. おすすめ外付けSSD 3選(爆速&安心モデル)
① SanDisk Extreme Portable SSD V2(1TB〜4TB)
- 読み書き速度最大1050MB/s
- USB 3.2 Gen2+NVMe採用
- 防滴・耐衝撃性◎で持ち運びも安心
- 価格目安:1TB 約15,000円前後
こんな人におすすめ: 外出先でも編集作業をするノマドクリエイター向け
② Samsung T7 Shield(1TB〜)
- 最大読込速度1050MB/s/書込1000MB/s
- 放熱性が高く、長時間作業でも安定
- USB-C対応+セキュリティ機能あり
おすすめ理由: 性能と信頼性のバランスが良く、価格も比較的抑えめ
③ Crucial X9 Pro(1TB〜)
- 最新NVMe対応モデル
- USB 3.2 Gen2+高速書き込み
- 動画編集用に最適化された設計
注目点: 1TBで1万円を切るコスパの高さが魅力
4. おすすめ外付けHDD 2選(バックアップ用にも最適)
④ Western Digital Elements Desktop(6TB)
- 据え置き型、静音設計
- USB 3.0対応で安定した転送速度
- 価格:約15,000円〜(大容量モデルあり)
向いている使い方: 過去プロジェクトのアーカイブ保存や長期バックアップ
⑤ Seagate Expansion Portable(4TB)
- 持ち運びしやすいポータブルHDD
- USBバスパワー駆動で電源不要
- デザインもスマートでPC周りに馴染む
ポイント: 外出時の素材保管や軽めの編集データ向き
5. USB-CとThunderboltの違いに注意!
- **USB-C(3.2 Gen2)**は最大10Gbps(理論値)
- Thunderbolt 3/4は最大40Gbpsで、SSD性能をフルに活かせる
Thunderbolt対応PC(MacBook Proなど)なら、**Thunderbolt SSD(例:Samsung X5)**も検討の価値あり。
6. まとめ:ストレージで編集効率は変わる!
用途 | ストレージ | 理由 |
---|---|---|
編集作業・書き出し | SSD(NVMe) | 高速処理で作業効率UP |
長期保存・バックアップ | HDD | コスパよく大容量保存 |
著者情報
中丸 菊一
動画制作歴40年。ハイエンドPCと周辺機器に精通し、テレビ局・企業動画・YouTube用まで幅広く編集環境を構築。ブログ「MARUYA328」では初心者にもわかりやすい機材選びを発信中。
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