Vlog/ゲーム実況/企業PR動画に合う音楽とは?
動画制作においてBGM(バックグラウンドミュージック)は、雰囲気や印象を決定づける重要な要素です。
本記事では、動画のジャンル別に最適なBGMの選び方と具体的なおすすめ音源を紹介します。
BGM選びに迷ったときは、ぜひ参考にしてください。
1. VlogにおすすめのBGM
特徴
- 柔らかくナチュラルな雰囲気
- 会話やナレーションを邪魔しない
- 季節や時間帯の空気感を演出
合うジャンル
- アコースティック/ローファイヒップホップ/インストゥルメンタル/チル系
使用例
- 日常の散歩、カフェでの読書、旅行風景など
おすすめ素材サイト
- DOVA-SYNDROME(チル系あり)
- Audiostock(「Vlog」カテゴリあり)
- YouTubeオーディオライブラリ(完全無料)
2. ゲーム実況におすすめのBGM
特徴
- テンポがよくて中毒性のあるループ系
- 視聴者を飽きさせないアップテンポ系
- 場面転換・カット割りにも合う構成
合うジャンル
- 8bit/チップチューン/エレクトロポップ/ロック系
使用例
- ゲームプレイ中のBGM、冒頭イントロ、対戦シーン
おすすめ素材サイト
- 魔王魂(8bitやテンション系が豊富)
- MusMus(無料でループ系も対応)
- OtoLogic(効果音と組み合わせやすい)
3. 企業PR・ビジネス系動画におすすめのBGM
特徴
- 清潔感と信頼性のあるトーン
- ブランドイメージを損なわない上品さ
- 商品紹介やインタビューにもなじむ
合うジャンル
- ピアノ・オーケストラ系/エレクトロニカ/アンビエント/ミニマルテック系
使用例
- サービス紹介、会社説明、採用動画、展示会プレゼン
おすすめ素材サイト
- Audiostock(企業PR専用BGMが多数)
- Artlist(海外企業向けの映像にも対応)
- Bensound(シンプルで印象的なトラック多数)
4. その他シーン別おすすめ
シーン | 合うBGMの特徴 | 備考 |
---|---|---|
結婚式・プロフィールムービー | 感動的・抒情的・バラード系 | ピアノ・ストリングスが好まれる |
商品紹介/レビュー動画 | 明るくハキハキしたテンポ | ロイヤリティフリーの短尺BGMを活用 |
チュートリアル系 | 落ち着いたミドルテンポ | 音量控えめのBGMがベター |
店舗・カフェ向け映像 | ボサノバ/ジャズ/チルアウト | 長時間BGMやループ素材が便利 |
5. BGM選びのポイント
- 動画のターゲット(視聴者層)に合わせる
- ジャンルとトーンの一貫性を意識
- 音量と周波数(EQ)がナレーションとバッティングしないか確認
- ライセンス条件(商用利用可・クレジット表記)を確認する
6. よくある質問(FAQ)
Q. 商用利用でも使える無料BGMサイトは?
→ DOVA-SYNDROME、OtoLogic、甘茶の音楽工房などが商用利用OK(一部クレジット必要)
Q. 同じ動画内で複数のBGMを使ってもいいの?
→ 問題ありませんが、雰囲気が極端に変わりすぎないよう調整が必要です。
Q. BGMの音量の目安は?
→ ナレーションや音声よりやや小さめ(-15dB〜-20dB程度)が推奨されます。
まとめ
動画の魅力を引き出すためには、ジャンルに合ったBGM選びが不可欠です。
動画制作の目的・ターゲット・シーンを明確にした上で、適切なトーンとテンポの音楽を選びましょう。
正しく選んだBGMは、視聴者の記憶にも残る力を持っています。
著者情報
中丸 菊一
音楽クリエイター歴40年。TV番組・CM・Web動画向けのBGMを多数制作。現在は初心者向けに動画制作や著作権の知識を発信中。Momopla運営。
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