著作権フリーBGMとロイヤリティフリーの違いとは?初心者にもわかる音楽利用の基本【2025年版】

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「“フリーBGM”って書いてあったから使ったのに、削除された…」
「“ロイヤリティフリー”って、結局無料ってこと?」

YouTubeや広告動画などで音楽を使う際、“なんとなく”で利用してしまうと、著作権トラブルに発展する可能性があります

この記事では、「著作権フリー」と「ロイヤリティフリー」の違いを初心者にもわかりやすく解説し、安心してBGMを使うための考え方と選び方をお伝えします。


1. 著作権フリーとは?

✅ 定義

「著作権フリー」とは、著作権が完全に消失しているわけではなく、制作者が一定の条件下で自由に使ってもよいと明示したものを指します。

  • 音楽の著作権を放棄しているのではなく、「許可不要」で使える場合が多い
  • 利用範囲はあくまでサイトや制作者の規約に準拠します

✅ 筆者の体験から

筆者も過去に「著作権フリー」と明記されたBGMを使用し、クレジット表記を忘れたことで動画が削除された経験があります。
「フリー=完全自由」ではないことを痛感しました。


2. ロイヤリティフリーとは?

✅ 定義

「ロイヤリティフリー」とは、一度料金を支払えば何度でも使用できるライセンス形態です。

  • サイトごとにライセンス範囲が異なるため、使用前に要確認
  • サブスクリプション制や単品購入型など複数の契約方式があります

3. 両者の違いを比較表でチェック

比較項目著作権フリーロイヤリティフリー
著作権の所在存在している(放棄ではない)存在している(使用許可制)
使用料無料が多い有料 or サブスク
商用利用サイトによって異なるライセンスに準拠
クレジット表記要求される場合ありほとんど任意または不要
使用可能範囲サイトで個別規定ライセンスにより明示
再配布基本NG基本NG

4. 音楽を使う前に必ずチェックしたい4つのこと

  1. ✅ 利用規約に「商用利用可」と明記されているか?
  2. ✅ クレジット表記は任意か必須か?
  3. ✅ サブスク解約後でも使用可能か?(ライセンスの残存有無)
  4. ✅ 使用先(YouTube・テレビ・広告)に制限はあるか?

5. よくあるトラブルと実例

❌ クレジット表記を忘れて警告を受けた

→ 対策:「著作権フリー」と書いてあっても、表記義務は確認必須!

❌ サブスク解約後に過去の動画が収益化不可に

→ 対策:「契約中に使った音源は今後も使えるか?」を契約前に確認

参考リンク(信頼性向上のための出典):


6. まとめ|「フリー音源」こそ慎重に使おう!

ポイント内容
🎵 著作権フリーは“完全自由”ではなく、“使用条件付きの無料”が多い
💡 ロイヤリティフリーは“購入後の継続使用”が前提。条件によっては非常に便利
⚠ 利用規約を読まずに使うのが一番危険。特に商用利用では必ず確認を!

FAQ(よくある質問)

Q. 無料で商用利用できる音源はどこにありますか?

→ 例えばDOVA-SYNDROMEや甘茶の音楽工房などが有名です。ただし規約は必ず個別に確認を。

Q. フリーBGMなら再配布してもいい?

→ 基本NGです。「使用はOK、再配布は不可」が一般的です。

Q. 商用利用で絶対に安全なBGMはありますか?

→ 著名なロイヤリティフリーサービス(Artlist、Audiostockなど)を利用し、契約内容を守れば安全性は高いです。


著者情報

中丸 菊一
映像・音楽業界歴40年。BGMの制作から販売・ライセンス対応までを一貫して経験。現在は、動画制作者向けに安心して使える音源と著作権知識を提供するサイト「Momopla」を運営中。

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